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ボディワーカーFusakoのブログ!

IMACとは

どうしてIMAC ?  どうしてIMACにたどりついたのか?

ピラティスでは、動きの悪い部分に気がつきそれを動けるようにエクササイズさせる。ヤムナでは動きの悪い部分をリリース緩ませて身体全体のバランスを取れるようにする。どちらも、動きの評価から入るのです。動きの評価では、主体的に動かそうとしますから、動かしやすい部分と動かしにく部分という評価になってしまいます。動きの評価も大切ですが、自らは気がつかない部分があるから、フィードバックが届かない部分を評価できる方法はないのかと感じていたからです。

IMACは、、可動域制限があるところは、体の中でフィードバックがない部分、体の正しい部位からズレることによる機能障害が原因で起きていると考えます。つまり、神経系のフィードバックが欠如しているところにアプローチする事で動きが改善され、不思議なことにシステムレベル(体全体で)変化が起こる、つまり周りの緊張していた組織が緩むのです。

IMACは症状にフォーカスをし過ぎません。つねに身体全体の状態を把握します。その把握に「可動域」という確認できる手段を使います可動域にアプローチするので、もともとの「身体のセオリー・メカニズム」を理解しておく知っていなければなりません。(これが私にとっては大変なのです。ものすごい情報量を把握しなくてはいけないので。)

可動域の制限の変化は柔軟性が向上し、感覚入力(筋肉・腱・関節にある固有受容器に提供される身体の動きの情報)の変化などが起こります。姿勢の変化が起きるのは、全身のバランスが整うことです。バランスが整った時に全てがシンプルに動き出しそして姿勢の変化が起きるのです。

以下IMACについての解説です。

Center of Integrative Movement Assessment http://www.thespaceten.com/imac(IMAC)はアスレチックトレーナーであり、ロルファーである佐藤博紀氏が考案した、全身の状態を把握し、制限がある部位を可動域を通して評価し、改善していく方法です。

筋骨格系と動きは神経系を通して自律神経系、内臓系、体の生理状態も反映しているので、可動域を入り口に体の状態を包括的に評価できます。 また、筋肉の作用は3軸を考慮し、それぞれの筋肉で特有の可動域を考察しているので、普段の可動域評価では見落としている制限、代償を見つけることができ、的確に制限を改善していくことができます。

IMACのアプローチ

IMACでのアプローチ方法は様々ですが、主なアプローチ方法はその組織におけるニュートラル(中立位、バランス位)を探していく方法です。可動域制限があるということは、筋長や筋膜のバランスが崩れているということになります。その状態は、筋紡錘や筋膜の機械受容器からのフィードバックも乱れていることになります。もちろん、その乱れが臓性体性反射に由来する場合もあります。つまり、正常ではない神経筋のフィードバックメカニズムがセットアップされてしまっていることになります。

そこに対して、制限がある可動域に対応する筋肉と周囲組織で一番抵抗が少なくなるところを見つけていくことで、フィードバックループをリセットし、組織の状態を元にもどしていくことができるというのが、臨床での変化に対して推測されるセオリーです。ストレイン・カウンターストレインやマッスル・エナジー・テクニックのセオリーとも似ていますね。

ニュートラルの概念とアプローチは、伝統的オステオパシーを行なっているオステオパスの先生達が行なっているアプローチにヒントを得ています。ただ、筋膜であったり、可動域制限に対してのアプローチでニュートラルをとる手法は見たことがなく、これはIMACのクラスにたまたま発見された方法です。驚くスピードで変化するので、はじめは可動域が変化するのがあまりに簡単で戸惑う方も多いですが、システムへのストレスや侵害性も少なく、施術者も楽にできるので、慣れてくると他のアプローチ方法を使わなくなってきます。

しかし、拘縮、瘢痕組織であったり、慢性的な状態で組織の変化がある場合にニュートラルだけでは制限が取れないケースもあります。その場合は、実際に筋筋膜にアプローチする方法、アイソメトリック筋収縮を筋短縮位で促すことで長年働いていない筋肉に刺激を入れる方法などでも変化を促していくことができます。

IMACの基本原則

  1. 全身のバランスがとれている状態であれば、体の生理的機能(例:呼吸、自律神経、自然治癒力など)が適切に働く。よって、筋骨格系だけではなく、それ以外の様々な状態、症状も改善する。
  2. 全身のバランスがとれていると関節の適切な位置で動けるようになり、筋バランスも良くなるので全身の可動域も向上し、全身の緊張も低下する。
  3. 各関節で3軸全ての動き(屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋)を考えた場合に、各可動領域に対応する主要筋肉がある。すなわち、各筋肉が担う特定の機能がある。
  4. 可動域制限は、その動きに関わる主動筋群と周辺組織、空間の制限が原因でおこる。
    1. 3軸上における筋肉・筋膜の短縮位で制限が現れる。
    2. 逆に伸長位(ストレッチされている)筋群は可動域制限の原因から除外できる。
    3. 筋肉の付着部と神経支配の関係を把握することで、可動域を通して体の状態を把握できる。
  5. 末梢(付属肢骨格の関節)に両側で可動域制限がある際は、中枢(軸骨格、中枢神経、内臓など)に制限がある。

以上の原則に基づき、全身を的確に評価していく方法を学んでいきます。

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