スタジオ体験に来られる方で、ヤムナも興味があるのですが、ピラティスで身体動かした方が良いですよね?というご質問があります。まずは「ご自分の身体をどのようにしたいのか」です。「動かした方が」と思う方は、日頃の運動不足を感じているからか、年齢による体力の衰えを感じられていらっしゃいます。体力の衰えも運動不足も身体を動かせばどうにかなる問題ではありません。
このようなクライアントさんの場合、巻き肩、前肩、肩が内側に巻いてしまっている状態の姿勢の方だった場合は、身体にはどのような変化として表れるのでしょうか。首凝り、ストレートネック、腰痛、頭痛、むくみ、冷え、目の疲れ、不眠、生理不順などきりがないでしょう。全て肩が内側に縮こまってしまった原因によるものです。そういう方は背骨も湾曲してくるし、骨盤の前傾や後傾も伴います。若くてもこういう姿勢の女性が多いと思っています。おばあさんなら仕方ありませんが。そういう時は、骨盤からアライメントを整えていくのが、ピラティスですね。動きながら、整えていくというメソッドですから。
ヤムナの場合は、まずは縮こまった胸の筋肉をリラックスせます。次に、胸がお腹の方に引っ張られているので、肋骨を上に引き上げられるように、お腹をリラックスさせます。そうすると呼吸が大きく吸える様に、吐けるようにします。最後は肩の周りもゆっくりほぐし、腕が楽に頭の上に上げられるように、回せるようにします。
まずは身体の気持ちを優先したいといつも思っています。確かにピラティスで身体を動かすことも大事ですが、いつも前側が縮んでいる姿勢でいるのは、心も縮んでしまっているからです。まずは大きく心を開いてそれから身体を動かせばもっと血流も良くなります。姿勢改善は、まずは胸を心を大きく開くことです。それからご自分の身体を確認してから始まります。
体験の時間を、これからの方向性と考える場合もありますが、まずはその時の身体の気持ちを優先させてその体験の時間内で感じたことで判断していただきたいと思っています。
ご自分の身体と向き合う時間のためのパーソナルのスタジオですので、その日の気持ちのオーダーで身体をリラックスさせたり、動かしたりすることが大事だと考えています。
もしご興味がありましたら、一度体験にいらしてください。